クイズ その(1)

さて、以下の発言は、誰によってなされたでしょう?
        (答は次のページにあります)

「もしわれわれが、サダムを排除したくて、地上部隊を拡大し、イラクを占領しようとするなら、それは、われわれの方針に反することである。 
 それは醜い戦いに荷担することであり、計り知れないほどの人的、また政治的な被害をこうむることだからだ。

 サダムを逮捕することは、たぶん不可能なことなので、わが軍はバグダッドを占領しなくてはいけないし、とどのつまりは、イラク全土を占領・統治せざるをえなくなるだろう。

 そうなると連合国の連帯は、あっというまにがたがたにくずれて、援護の兵も引き上げるだろうし、アラブ諸国はわれわれに怒りを向けるだろう。そんな危険な状況下では、イラク占領からかんたんに抜け出す作戦もとれない。

このように、単独主義的にイラクに侵攻して占領するのは、国連の方針にも違反することであり、国際協調を台無しにしてしまう結果を招くだろう。

もしそれでも、アメリカがイラクを侵略したなら、米軍はにがにがしい敵意のまっただ中で、いまだに占領軍として居座り続けなければいけないハメに陥っていただろう」

http://www.truthout.org/docs_03/
 

★クイズ その(2)

同じく、以下の発言は、誰によってなされたでしょう?

「わたしはバグダッドに派遣された。わが国の軍は、メソポタミアの罠にはまってしまったようだ。このイラクの占領から、威厳や名誉を持ったまま抜け出すのは容易なことではないだろう。

わが軍は、実際にイラクで起きている惨劇を隠したまま、ニュースではいいことばかりを伝えて、母国民をだましている。 バグダッドでの現実は、知らされていたよりも、よっぽどひどい。わが占領軍は 大衆が知るよりももっと血なまぐさくて、無能なのだ。 今日、われわれは、破滅的な惨事からそう遠くはない状況にある」

http://www.commondreams.org/views03/
 

★クイズ その(3)

ここでいう「この大統領」とは、誰のことでしょう?

この米国大統領は、一党政治に支えられた残忍な独裁者が統治する国に侵略する決心を固めた。 この独裁者は近隣諸国に戦争を仕掛けたことがあるので、この大統領はアメリカが危険にさらされていると決めつけたのである。

大統領選挙の運動中、この大統領は、「自分は米軍の拡張に反対しているし、新たな戦争を始める気はさらさらない」と演説してきた。 ところがその最中にも国防総省の補佐官たちは、すでに戦争の準備を始めたいたのだ。 国防総省にとって必要だったのは、戦争を始める「口実」だけだった。

国防総省の役人たちは、自分たちに都合のいい諜報だけを選び、まちがった諜報を米国民や米議会に喧伝した。 この大統領は、全国向けテレビ放送を通じて、

「われわれは、戦争を始めなくてはならない」と、米国民を説得した。 この戦争の口実になったのは、実際には起きたこともないウソの情報だった。 

しかし、米議会はそのウソにひっかかり、この大統領に「戦争を始められるすべての権限」を与えた。

この戦争は、空爆と地上軍の激しい攻撃で始まった。最初のころは、国民も楽観的だった。 この大統領は、「われわれは勝利している」と宣言した。 自信満々でずるがしこい国防長官もまた、「われわれは勝利している。米軍はもうすぐ米国へ帰ることができるだろう」と発表した。

しかしながら、現地での地上軍は、意を決した地元のゲリラ軍から、執拗な攻撃を受け続けていた。 米兵の戦死者は、日に日に数を増すばかりだった。 世界中の国々はアメリカに反発して、援軍を送ろうとはしなかった。

戦争を始めたときには、どうしたらその国から抜け出せるかという作戦は練られていなかった。 大統領の人気も日に日に落ちていき、米国民も、いつ終わるかも分からないこの戦争について、増え続ける米兵の犠牲と、山のようにかさむ戦費に、ほとほと嫌気がさしてきた。

http://www.commondreams.org/views03/

---------------------------------------------(抄訳・パンタ笛吹/TUP翻訳チーム)