「世界ぐるぐる・グル巡り」書き下ろし連載

このグル巡りを読み返してみると、男性のグルの多いこと多いこと、いまさらにビックリしました。「さとり」は、オトコの特許ではありません。公平に見たら、女性の方が圧倒的にたくさん悟っています。だって、女性は生まれながらにして、女神なんですからね。 そこで、ちょっとバランスを取るためにも、何人かの女性のグルに登場してもらいましょう。
まず今回は、シャクティパットのスター、カレー味のよく効いたすてきなグル、アーナンディ・マーです。
シャクティパット・グルと言えば、日本人がすぐ思い出すのがあのミイラ事件のおっちゃんニセグルでしょう。でも、ホンモノのシャクティパットというのは、この世の魂の快楽を一つに集めたような、それはそれは美味しい体験です。極楽から甘露がとろとろと自分の存在にたれてくるというか、ほっぺたがおっこちるくらいの心地よさが、体中を包んでしまう、というか、そんな快感です。2年前のあのシャクティパットを受けた日の日記を見つけました。
今まですでに、たくさん悟った人たちに会っているのに、まだグル巡りのくせが抜けないようだ。
今日はインドのディヤンヨガのグル、アーナンディ・マーがボールダーを訪れたので、喜び勇んでイニシエーションを受けてきた。それは、めくるめくようなシャクティパットの体験だった。
この女性グルは、プロの歌手か?というくらいの美声で、僕は前からのファンだったのだ。彼女の歌うバジャン(聖なる歌)のカセットも持っていて、よく聞いていた。
ところが、彼女のすばらしいのは、祈りの歌だけではないことが今日、シャクティパットの儀式中にわかった。
アーナンディ・マーがバラの花を頭の上にのせてくれた時には、まるで高圧電流が身体中を通り抜けたか、と感じるくらいの高い波動の注入だった。
やっぱり、おいしいエネルギーは、なかなかやめられない。という感じ。あの時、シャクティパットで使った赤い薔薇の花は、ドライフラワーとなって、いまだに我が家の祭壇にお供えしてあります。その薔薇は、からからに枯れているのに、手に取るたびに、あのアーナンディ・マーから受けたシャクティパットの甘〜い波動がボクを包んでしまいます。
彼女はぼくにシャクティパットを授けるとき、こう言ったのを思いだしました。
*わたしはこの薔薇の花を、あなたに真実の波動として捧げます。
*喜びの涙があなたの体中を、まるで小川のせせらぎのように流れますように。
*あなたが神に向かって求め叫んでいるように、神があなたに向かって、求め叫びますように。
*愛と祝福があなたに降り注ぎますように。
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