「世界ぐるぐる・グル巡り」


魂の遊び人☆パンタ笛吹

Part.9 「寺山心一翁先生編」


 
先週はアメリカの健康グル、ワイル博士だったので、今回は日本の健康グル、 日本ホリスティックヘルス協会の創設者、寺山心一翁先生の巻といきましょう。寺山先生は、ガンで片方の腎臓を摘出した後も、ガン細胞が身体中に転移し、 余命あとわずかの運命だったそうです。そんなある日、匂いに耐えられなくなっ て病室から布団を持ち出し、病院の屋上で寝起きするようになりました。病院の 屋上で、昇りくる朝日に向かって、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」を大声を張り上げて読んだら、とたんに生きるエネルギーがわいてきたそうです。それから毎日、 自分を苦しめているガン細胞に向かって「ガンさん、愛してるよ!」と言い続け て、自分自身を癒してしまったのです。
その寺山先生が1年ちょっと前のクリスマスに、アリゾナ州にあるワイル博士 の家に数日間、泊まりました。家に着くと同時に、ワイル博士は僕のCDをかけ て、「シン、面白い本がここにあるから、読んでみるかね」と言って、僕の英語 の本を寺山先生に薦めてくれたそうです。それから例によって、シンクロにシンクロが重なり、寺山先生は昨年の6月、 「サトル・エネルギー学会」に参加するため、ボールダーに来ました。僕んちに 10日間ほど泊まったのです。もう二人とも山に行ったり、ライブハウスを飲み 歩いたり、ヨガ・リゾートに泊まり込んだり、はしゃぎっぱなしの毎日でした。ちょうどその頃、僕はデンバーのスタジオで「マイオカリナ・クリスマス」と いう新しいCDをレコーディングしていたので、寺山先生にもチェロで3曲ほど 参加してもらいました。寺山先生は毎朝、夜明け前に起き出しました。「朝、鳥 たちがいっせいに鳴き始めるのは、木々の葉っぱが朝の光とともに、いっせいに 酸素を吹き出し始めるからなんですよ」と先生はよく言っていました。フィンドホーンの素晴しさを日本に紹介したのも、寺山先生です。近著「フィ ンドホーンへのいざない」には、「パンタさん、すべては繋がっているのですね」 とサインしてくれました。自分では車も持っていないのに、本の初版印税の全額 をフィンドホーンに寄付されたそうです。東京で先生のオートバイの後部に乗せてもらうたびに、先生はえらい!と思ってしまう僕でした。 (メールマガジン・Weekly φ[fai] 99/03/25)


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