
60年代のインドからのグル・ラッシュ以来、アメリカでは、グルという単語 が定着して、英語の一般用語にまでなっています。◯◯フリークや、◯◯三昧、みたいな感じで、その道の大御所を◯◯グルと呼 ぶようになりました。それでは今回の◯◯グルは、健康グルを紹介しましょう。アメリカNo1の健康グルと言えば、なんといっても、髭のワイル博士です。 日本にも「癒す心、治る力」とか「ワイル博士の健康相談」シリーズでお馴染み だと思います。そのワイル博士から、さっきうちに電話がはいりました。僕の近 著「ドクター・フリッツの奇跡」の英語版を送ってください、とのことでした。あれは1年ちょっと前、ボールダーの本屋さんで、ワイル博士の講演会があり ました。同じ会場で、自分の英語の本のサイン会が4日後にあるはずだったので、 僕はちょっと下見のつもりで顔を出したのです。講演の最後にあった質問コーナーで僕は、「ドクター・フリッツについてどう 思いますか?」って聞きたかったけれど、あまりにもたくさんの人たちが手を挙 げているので、尻込みをしてしまいました。すると、最後に指名された男性が、 僕が聞きたかったことと一字一句違わない質問をしたので、びっくりしました。 ワイル博士が興にのって語るドクター・フリッツの解説は、アメリカでのこの現 象に対する関心の高さを物語っていました。その後、サイン会にはいりました。超満員の会場は、ワイル博士のサインを求 める人たちで長い列ができました。これはワイル博士と話すのは無理かと、あき らめていたところへ、係の女性がやってきて、「マキサンも来週ここでサイン会 なのだから、ワイル博士に紹介してあげましょう」と言ってくれたのです。ワイル博士は、「昨日、ブラジルのビデオ作家のデイビッドに、電子メールを 送ったばかりです」と言いました。僕はついその数時間前に、友人のデイビッド に電子メールを送っていたので、そのシンクロに、二人とも意気投合しました。 僕が、自分の本とCDをワイル博士にプレゼントすると、彼は僕に、ドクター・ フリッツの本も翻訳するように薦めてくれました。そのお言葉がきっかけで、僕 もその気になり、1年後の今、英語版ができあがってきたのです。(メールマガジン・Weekly φ[fai] 99/03/18)