
おっ、早くも連載第二弾!です。この連載に勢いや弾みをつけるためにも、今
回は「ポップで名のあるお方」に登場してもらいましょう。人呼んで精神世界の 暴れん坊、愛のグル、和尚・ラジネーシのはじまりはじまり〜。昔は暴走族、ヒッピー族、竹の子族、と「◯◯族」に入っていれば、外見で一
目見て◯◯族とわかっていたものです。ニューエイジの中にも派手なグループが いました。日本で10数年前まで、真っ赤な衣装にグルの写真入り数珠のペンダントをつけ
て、目立ちまくっていたのが和尚の弟子たちです。それがサンニャシン(赤族) です。何を隠そう、このぼくも隠れ赤族、めくるめき和尚宇宙にはたっぷりつか
ったものです。70年代の中頃、インドを旅していた日本の高級ヒッピーたちは、このとんでもないほど魅力的なグルに、次から次ににフォール・イン・ラブして
ゆきました。ヒッピー時代からの魂のお友達、プラブッダ(作家・星川淳)がガリ版刷りで 出した和尚の最初の講話集、手作り版「存在の詩」は、あっという間ににぼくら
のハートの扉をオープンしてしまいました。でも、ぼくがこの生身の肉体レベルで和尚に会ったのは、1981年になってから。 オレゴンにできたばかりの和尚コミューンでの「グルのお祭り」ででした。世界
中から、赤い服を着飾った2万人の弟子たちがお祝いに集まっていました。
もうそれは「ひとめぼれ!」としか言いようのない、甘い電撃ショックでした。 「・・和尚の前では、炎のようなエネルギーが身体中を流れ、ぼくのハートは永
遠に広がっていくような気がした。原子力発電所みたいな彼のエネルギーの嵐が 津波のようにぼくを海に流していく。ついにぼくは大河にたどりついたのだ・・」
あ〜、今読むと恥ずかしの『アガスティアの葉の秘密』(たま出版)の一節です。 和尚のあみ出した瞑想法も、それはぶっ飛び、革命的でした。なかでもいちおし
は、ダイナミック・メディテーション。1時間、シンセサイザーの音楽にのって とんだりわめいたり、へたすると悟ってしまうんじゃないかと感じるほどの面白
瞑想ですよ。昨日、おでんパーティーがあり、ミュージシャンの喜多郎さんと、古きよき赤 族の思い出話に花を咲かせました。今でもときどき和尚の本をめくると、思わず
うふふ、と笑ってしまいます。いろいろ問題もあったけど、一度は恋したグルじ ゃものね。「パンタさん、私も動物大好きです」なんてお便りをいただきますが、“パンタ”は和尚からもらったサンニャシン・ネームで、「道」とか「TAO」
という意味なんです。(メールマガジン・Weekly φ[fai] 99/01/21)