
は〜い、連載第一弾!ともなればやっぱり超有名人からはじめましょう。 ダライ・ラマといえば、最近ブラピの「セブン・イヤーズ・イン・チベット」 や、「クンドゥン」などの映画がヒットして、超メジャーになっちゃいましたよ ね。何と言っても正真正銘の生き仏。精神世界のダンヒル、グッチ、ブランド物 です。子供のころに前世を思い出して、「あっ、このめがね、前世のダライ・ラ マだったぼくが持っていたやつだ」などと証言して、生まれ変わりが証明されて いるんです。ぼくは彼には3回、会いました。最初に会ったのは、ぼくがまだアメリカに来たてで、ワシントン州のヤカマと いう村でリンゴもぎをしていた時です。新聞に「史上はじめてダライラマがアメ リカを訪問。その名誉の地はシアトル!」と載っているのを見つけました。ぼく はさっそくグレイハウンド・バスを乗り継いでシアトルまで行きました。ところが、講演会場のワシントン大学大講堂には何千人もの聴衆が詰めかけていて、ぼ くは遠くからしか眺められませんでした。ラマさまは「ここまで悟ると、これほ ど気さくになれるのか!」と感じたくらい、ユーモアのあるフツウのおじさんで した。講演会が終わって帰るころ、次の日にチベット難民だけのプライベートな儀式 がある、って話しを運よく小耳にはさみました。「ひょっとしたらチベット人に 化けて、紛れ込こめるかもしれない!」と、どきどきわくわくしました。次の日、 精いっぱいチベット風に変装して公民館みたいなところに行くと、チベット人だらけのチベット語だらけでした。それもみんな儀式用のダライラ マに捧げる黄色 いスカーフを手に手に持っています。ぼくはなん にも持っていません。「やべ〜、 バレるかな〜」と思っていたら、優しそうなおじいさんのラマが来て、ぼくにウ ィンクをして黄色いスカーフをくれたんです。ラッキーちゃちゃちゃ!!ヒザを付き合わせて村長さんの寄り合いみたいな和気あいあいの法話のあと、 ぼくはその黄色いスカーフをダライラマに渡し、パワーアップしてもらって、ま た戻してもらいました。そのときの握手、あたたかいエネルギーにコンセントを 差し込んだ感じでした。瞳の奧もふか〜く覗かれ、ぼくは心の中で「これでぼくの人生、ピースだ!」と叫んでいました。(メールマガン・Weekly φ[fai] 99/01/14)